こんにちは森林の風事務局です。早くも５月が終わりに近づき今年も折り返しにかかろうとしていますね。
今回は企業の森のフィールドで見つけた初夏の花木や実などを紹介したいと思います。
NTNこもれびの森 初夏の花木たち （フィールドは多度山にあります）
シジョウツツジ 花は薄い紫色をしております
ネジキの花 「こもれびの森」には多く自生しています。
ネズミモチの花 こちらも「こもれびの森」の定番の花です
スイカズラ 花に密がたまり吸うと甘いということから「吸い葛」という名前がついたそうです。実際、NTNの女性社員が吸っていましたが微妙なようでした。
梅雨のはしりといえば梅の実ですよね。しだれ梅の実ですが意外と大きな実をつけていました。（上写真）
下写真は山椒の実です。
クチナシの花の蕾 ５月下旬ではまだつぼみでしたが、６月になると下の写真のような甘い香りを放つ花が咲きます。
バニラブリエット 小さな白い花を咲かせた後は濃紫色の実をつけ鳥たちがそれをつまみに来るようです。
柿の花 小さくて白や黄色の花びらで、ちゃんと柿のヘタが付いていてとてもかわいらしいです。
コメダの森 初夏の花木たち （フィールドは広いので発見していない花木は多いかも）
マルバウツギ 爪楊枝などの原料になります。
ヤマボウシ 植樹して8年目やっと花が咲きました。
エゴノキの花 5月を代表する可憐な花木です。
ジャケツイバラの花 茎はトゲトゲでひっかけると服が破れる嫌な奴ですが花はとてもきれいです。
キリ 桐の花紋はパスポートなどの公的な書類などに使われる機会が多いです。
シャラ（ナツツバキ） 6月初旬には開花していました。
ダイダンの森 初夏の花木たち （菰野富士内にあるフィールドです）
エゾムラサキツツジ 葉は秋になると黄色もしくは赤色へと強く色付き紅葉します。
シャクナゲ 植樹して8年目やっと活着したようで花が付き始めました。
元気だったカヤを壊滅に追い込んだのはこのイモムシです。（虫嫌いな人ごめんなさい・・）
菰野富士で見つけた初夏の花木と実
ササユリ（薄紫色）と（白色）が並んで咲いていました。
マユミの実とその木
ウリハダカエデ 長大な翼果をぶら下げたウリハダカエデの雌株
クララ 生薬としても使用されます。
TSテックの森 初夏の花木たち （三重県民の森近くなので種類は豊富です）
ガマズミ 秋には鳥が好んで食べる赤い実がつきます。上写真のように豪快に咲いているのも良いが地味に咲いているのも味があると思いませんか・・
テイカカズラ 歌人の藤原定家から「定家カズラ」と呼ばれているそうです。可愛い見た目ですが毒を持っているそうです。
イヌツゲ イヌツゲの花は5月の終わり頃から6月にかけて咲く 長さ2ｍｍほどで小さく白色です。
エイチワンの森 初夏の花木たち （意外と希少種が見られます）
笹ユリ 笹ユリの名は葉が笹に似ていることから云われています。花の色は淡い桃色で甘い香りがあります。森林環境の悪化や乱獲などにより年々、希少になってきているそうです。5年前に整備を始めた頃は林内は鬱蒼としていて林床に陽も届かない状態でしたが、ここ数年で間伐等の整備を進めたおかげでより良い環境になってきたこともあり、眠っていた球根が目覚めたようです。
コアジサイ 派手さの無い地味なところは好感が持てます。コアジサイもここ最近は増え始めています。
イヌビワ 名前にビワとつきますがイチジク属の植物です。
こちらは地味に咲いてるヤマツツジ
どこにでも咲いているアザミ
TOYOTIRESの森（6月に見ごろを迎える花や梅雨のころから開花が始まる花木です。）
6月は何といっても紫陽花ですね。
白い紫陽花もTOYOTIRESの森には咲いています
アジサイの花色は、土壌によって変わります。土を酸性にすれば青花になり、中性～アルカリ性にすればピンク花になります。 白花には色素がないため酸度を変えても変化しません
TOYOTIRESの森には梅雨の花の代表のガクアジサイが見事に咲いています。
ヤマアジサイとガクアジサイはよく似ていますがヤマアジサイの葉はうぶ毛が多く、薄手で光沢がありません
ガクアジサイの葉は、うぶ毛が少なく、厚手でやや光沢があります。
また、ヤマアジサイは四国・九州地方にかけて多く分布し、ガクアジサイの多くは関東、中部地方に分布しているようです。
ムラサキシキブの花 秋にはムラサキの実がつきます。
ホタルブクロ 在来種の多年草です。 薄紫色もあるようです。
ヒルザキツキミソウ（上写真）とキキョウカタバミ（下写真） どちらも外来種です
コウゾウの赤い実とまだ青いヤマモモの実です。
ネムノキの花 葉は暗くなると垂れ下がり合わさって閉じ、眠ったように見えることが名前の由来という。
いかがでしたか、企業の森のフィールドは原則的に関係者以外、立ち入り禁止ですが当団体にご相談いただければご案内いたします。
